佐々木勝也氏 コメント
重要視したポイントは、「オカッパリを、よりやりやすくするための車であること」「車がタックルBOXの1つとして役割を果たすこと」この2つです。そのため、トランクルームは通常のNT31とは大きく違う仕様にカスタムしてもらっています。
まずは「オリジナルブーツBOX」 僕は基本的にどんなフィールドでもブーツ(長靴)を履いて釣りをします。しかし、ブーツはトランクルームに置いておくと、非常にかさばり邪魔になってしまいがちです。そのため、初めからブーツBOXを設けてもらうことで、余計なデッドスペースを作らないようにしています。そして、ブーツBOXは必ず手前という条件で、設置してもらいました。何故ならブーツは現場について一番先に履くものだからです。ブーツBOXからすぐに長靴を取り出して、すぐにポイントへ。現場で無駄な動きを避けるためのポイントの一つです。そして、トランクルームのサイドにはフィッシングジャケットフックをつけてもらい、予めそこにレインウェアなどかけておけば、すぐに手にとることが出来ます。そして、すぐにロッドを取り出して、現場へ。そういったスピード感を大事にした仕様になっています。
そして、「レザーリグワークテーブル」 今までトランクルームでリーダレスダウンショットリグを作ったり、フックの交換をしたりという作業をする際に、フラットな置き場がなく、作業が非効率でした。しかし、ワークテーブルを設置することでその他の作業も非常に楽になりました。普通にワークテーブルを設置するとデッドスペースになってしまいますが、ワークテーブルの下は、ブーツBOXになっているので、貴重なトランクルームのスペースを潰してしまうことはありません。 また、自宅の駐車場やフィールドに早く着いた際にトランクルームで作業する場合、車の室内ライトだけでは不十分で極めて作業がし辛い環境でした。リグワーク用フレキシブルライト、高照度ラゲッジルームライトをつけてもらう事で暗闇の中でも、効率よく手元を照らし作業が出来るようにしています。特にフレキシブルライトに関しては、照らす箇所を自由に変える事が出来るので、非常に便利です。
どのアングラーでもタックルBOXを車に積んでいると思います。しかし、トランクルームの奥にあったりすると、出したいアイテムが非常に取り出しにくいなんて事ありますよね。そういった面倒を省くため「スライド式タックルラック」を装備してもらっています。VS-8050やドカットなどを2つ並べた状態で設置しても、ラックをスライドさせる事で、自分の横までBOXを持ってくることが出来ます。そのため、奥に置いたタックルBOXも楽にルアーなどを取り出したりすることが出来ます。
「X-TRAIL FISHING PRO KATSUYA SASAKI EDITION」はまさに移動するタックルBOXとしての役割を果たし、ホームグラウンドでも、遠征先でも強い味方になってくれる。そんな釣りための釣り車です。